精油とは|特徴・選び方・保存・抽出方法など 初心者むけ基礎知識!

アロマテラピーの基本

よくCMから、アロマな香り~♪って流れていますが、それって、香りな香り~♪ってことになります。ちょっと変ですよね。

 
精油は、植物そのものに含まれている香りの有効成分をその植物に合った抽出方法でとり出され、小さな遮光瓶に詰められ、精油(エッセンシャルオイル)として販売されています。

ハーブ(芳香植物)と呼ばれる約3500種類のなかで、とれる植物は約200種類です。

植物によって、とれる部位は違いますが、花、つぼみ、茎、枝葉、樹皮、樹脂・果皮・根・種子などの細胞組織内の小さな香りのポケット「油嚢(ゆのう)」にしずくの形で存在している液体の芳香物質です。

植物から抽出される量はとても少なく、そのためたいへん価値のある高価なものとして扱われます。

たとえば、1トンのラベンダーからは約3ℓしかとれませんし、50本のバラの花びらからとれる量はたったの1滴です。1滴ですよー。信じられますか?

しかし、100%天然の成分だからこそ、たった1滴でも大きな効果を発揮してくれます。

精油収納箱

特徴

空気中に放置しておくと蒸発してしまう揮発性です。水に溶けにくく、アルコールやオイル類などには溶けやすい親油性です。

濃縮された香料原料といわれるものですので必ず希釈(薄めて)して使いましょう。

希釈度は、1%以下が理想的です。ひとつの精油だけでもいろいろな効果が期待できますが、数種類をブレンドすれば、さらに相乗効果がアップします。ブレンドで失敗しないためにこちらもどうぞ~!

原産地

ラベルを見るとわかるように、原産地が記載されています。世界各地で栽培されている植物から、ある特定地域でしか栽培されていないものまで様々です。

同じ種類でも植物が栽培された土地やその年の天候などの条件によって、質や香りが微妙に異なってくることがあります。各メーカーによっても違ってきます。

選び方

好きな香りで選びます。いい香り~♪ 心地よい香り~♪など、インスピレーションで選びます。気分や、体調によって、今まで好きだった香りが嫌いになることもあります。今、アナタに必要な香りは心地良く感じられます。

目的にあわせて選びます。ストレス、風邪、花粉症、冷え性など、心や身体のトラブルを改善してくれる精油を選びます。症状別レシピを参考に選びますが、基本は、好きな香りであることが大切です。

精油とポプリは違う!

ポプリに香りをつけるためのポプリオイルがあります。安価で売られており、精油の容器に似ています。絶対間違えないでください。

100%天然のピュアなものを選びましょう!

100%天然成分であること!「100% Pure Essential Oil・品名・学名・抽出部位・抽出方法・原産国・輸入元」などが書かれているものを選びます。下記のように表示されているものを買いましょう。
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野生のものであり、または無農薬有機農法で栽培された植物から抽出しており、それに合成香料など何も加えず、何も除去していないものが理想です。

なぜ100%天然ピュアにこだわるの?

香りの有効成分は、鼻(嗅覚)を通って、脳や肺へ、また皮膚から浸透してやがては全身をくまなくめぐって働きかけていきます。最終的には汗や尿として排泄されます。

体調を整えたり、気持ちを落ち着かせたり、元気になったり、悲しみに耐えられるようになるなど、心理的な効果が得られます。

精神安定剤のような副作用の心配はなく、心と身体のバランスを取り戻すのに大きな助けとなります。免疫力を高め、スロレスに耐えうる身体をつくるために良いとされています。

このように100%ピュアな精油は合成のものと違って身体にいい働きをします。これが合成の香料の場合、「あぁ~いい香り♪」と、アロマテラピーの雰囲気を感じるだけにとどまります。

香りを確かめたい

アロマショップに行ってみよう!ムェット(試香紙)に1滴落として鼻から10cmほど離してあおって確かめます。または、キャップやビンを鼻から10cmほど離して手であおって香ります。

初めて精油を買う場合は、専門店など知識豊富なスタッフにアドバイスしてもらいましょう。

まずは、好きな香りを見つけて使ってみましょう。好きだった香りが苦手になったり、嫌いと思っていた香りが心地よく感じることがあります。

その時の気分や体調でも変わってきます。先入観ではなく身体が求めている香りを素直に受けとめられたらいいかなぁ~と。

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パッチテストを行う

トリートメントなどに使用する前には、パッチテストをした方が安心です。特に敏感肌の人は必ず行いましょう。

植物油(キャリアオイル)に精油を加えて1%濃度のオイルを作ります。

濃度↓/植物油の量→ 10ml 20ml 30ml 50ml 
0.5% 1滴 2滴 3滴 5滴 
1.0% 2滴 4滴 6滴 10滴 

 
1滴が約0.05mlのドロッパービンの精油を使用した場合、1%は0.01ですから、テスト用に5mlだけ作りたいときは、1滴だけいれます。

ポタポタと2滴入っちゃった!という場合は、キャリアオイルを5ml増やして10mlにしてくださいね。

いよいよパッチテストを始めます。腕の内側など皮膚の柔らかいところに、さきほど作成したオイルを綿棒で塗り、一日様子をみます。肌が赤くなったり、かゆくなったりした場合は使用は控えましょう。

保存方法

作成したトリートメントオイルはなるべくその場で使いきります。

余ったオイルは高温多湿を避けて、褐色やブルーなどの色のついた遮光瓶に入れ、フタをしっかり閉めてビンを立てて、直射日光の当たらない、風通しの良い冷暗所に保管してください。

デリケートな精油は、光や、熱、湿気や金属などの影響を受けやすいですし、酸化もしやすく、香りや色、成分が変化してしまうことがありますので要注意です!

保管には、専用のオイルボックスがありますよ!一番上の画像は2個目に購入した私のオイルボックスです。

精油が増えていくので1個では足りず2個買いました。とは知らずに購入したので届いたときはシンプルすぎ!と思いましたが、防湿効果、抗菌効果があるので精油の保管にもってこい!

しかも嬉しいことに軽い!軽い!1個目はパイン材だったかな?重い。。

せっかく買うなら桐がおススメです。
アロマオイルボックス オイルボックス (大) 30本用 00202 精油を収納 保管 保存する桐製の箱。取っ手なし。 健草医学舎 KENSO ケンソー ( 送料無料 )
 

使用期限

開封したら1年以内、柑橘系は半年を目安につかいきってください。使用期限の過ぎたものは肌に使ってはいけません。香りや作用が衰えるだけではなく、害が出る場合がありますので要注意です。

使用時の注意として、キャップはしっかりしめましょう。

抽出方法

抽出方法は、もっとも一般的な水蒸気蒸留法をはじめ、圧搾法、揮発性有機溶剤抽出法、油脂吸着法、超臨界流体抽出法などがあります。

水蒸気蒸留法

水蒸気蒸留法

もっともよく利用されている抽出法です。原料の植物を蒸留釜に詰めて下から熱い蒸気を噴射して熱を加える。

水やその他の物質とともに蒸発した精油が、冷却されて容器に液体となってたまります。精油は水と分離して浮くのでそれを取り出すというしくみ。

残った水にも水溶性の精油が微量に含まれていて「芳香蒸留水」として利用されます。フローラルウォーターと呼ばれて化粧水などに利用されています。

圧搾法

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レモンや、オレンジなどの柑橘類(かんきつるい)は、皮に精油をたくさん含んでいます。手で絞った時、手に油分が残りませんか?それです^^

果実を二つに切り、果肉を除いた皮のみを圧搾機で絞って採油します。最近では、果実丸ごと圧搾して、ジュースと精油を分ける方法もあるようです。

圧搾法で抽出した精油は、不純物が混ざり、変質しやすいため、6ヶ月以内に使いきりましょう。

揮発性有機溶剤抽出法

石油エーテルやヘキサンなどの揮発性の溶剤に植物を入れ、芳香成分を溶け出させ、溶剤にたっぷり吸わせます。溶剤が揮発して残ったカタマリ(コンクリート)を、さらにアルコール溶剤で溶かし、精油を抽出します。この方法で抽出された精油は「アブソリュート」といいます。

溶剤として、石油エーテルや、ヘキサンなどを使用する。

この方法で最終的に得られた精油をアブソリュート(Abs.)といい、ジャスミンやバラなど熱に弱いデリケートな花の精油を抽出するときに用いられる方法です。

油脂吸着法

現在ではほとんど使われていません。

超臨界流体抽出法

主に二酸化炭素などの液化ガスを溶剤として用います。

●よく使うショップです。

参考書籍:
はじめてのアロマテラピー
新版 これ1冊できちんとわかるアロマテラピー [ 梅原亜也子 ]

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